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『エクソシスト』を語る(前半)
優れた映画は常に同じだ。あり得ない状況や世界観を受け入れ、実力に裏打ちされた真摯な姿勢で応える。映画なんて常にまやかしなのだが、それを大真面目に演じ切る姿勢が良し悪しを左右する。『エクソシスト』がまさにそうだ。なめた芝居は一瞬もない。 エクソシストとは悪魔祓い師のことで、悪魔に取り憑かれた人間を指す…