冬蜂の死にどころなく歩きけり――村上鬼城

俳句特集 その1(一回置きに3回エントリーします。) 村上鬼城(むらかみ・きじょう)は、明治、大正、昭和と活躍した俳人です。俳句月刊誌「ホトトギス」の主宰者・高浜虚子に認められ、大正の数年間、同誌の巻頭を飾るという快挙を成し遂げた大俳人です。そんな彼の句の代表的なものが、このブログの劈頭に掲げた句で…