回顧録 パサール満ちる月の祭り 4

何日目の夜だったか・・・。 もうよくは覚えていないが、皆が寝静まった夜のこと。 月が沈み、空が星で満たされたその夜、一人焚火台に薪をくべて火を付け、それを肴に酒を呑んだ。 とても静かな夜で、時間を忘れるほど暗闇に揺らめく焔を見つめた。 焔には人を魅了する何かが、確かに在る。 鳴り響く太鼓。 揺らめく焔。 …