The Father〜敬老の日ホラー

「ファーザー」を観た。偶然であるが、図らずも、今日は敬老の日である。「認知症」や、「老い」を正面から真摯に描いた映画である。登場人物の誰の目線に立つかによって、これは一種のホラーである。果たして本当に娘はパリに転居したのか、それは誰にもわからない。しかし、一つ確かなことは主人公は「彼の中では全ての…