インキュベ日記
id:incubator
村上龍『愛と幻想のファシズム(下)』
愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)作者:村上 龍講談社Amazon多くの人があまりに通俗的な設定を問題にしたがるだろうが、それを言っちゃうと村上龍の作品は大半が読めなくなるので、あえて横に置いておくことにしよう。それに、政治と独裁というテーマが20年を経て衰えるどころかリアリティを増してきたというのは、実…