「英雄」を批評的に描いた作品。ただのチャーチル礼賛映画ではないと思う【ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男】感想

85点 原題は『DARKEST HOUR』。日本語訳すると、「最も暗い時間」。この題名の通り、主人公であるチャーチル、そしてイギリスにとっての、最も苦しい時間を描いています。それ故か、映画全体を通して、「闇」が強調された画作りになっています。チャーチルの初登場のシーンも、闇の中から光を伴って現れる、という今後の…