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イラスト投稿サイトと思われがちなpixivですが、小説チームができました
物語が始まるのは、いつだって突然だ。 2017年の秋ごろだったと思う。人事に「risari、今ちょっと時間良い?」と声をかけられて入った会議室には、取締役から役員陣までずらっと勢ぞろいしていた。一体どんな悪いことをしてしまったのかと突然雪の中に放り出された亀のように縮こまった私は、予想もしていなかった言葉に呆…