江戸琳派の祖・酒井抱一「夏秋草図屏風」。名画に秘められた熱意とは? | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

酒井抱一(さかいほういつ)は、姫路城主の孫として江戸に生まれました。暮らしの中で書画や俳諧(はいかい)、諸芸の才能を開花。花街でもその名を馳せていました。それが、諸事情により37歳で出家。抱一は、尾形光琳の作品に強烈に惹かれて絵師となったのです。模写のみならず、光琳百回忌をもプロデュース。遺作を調べ…