伊藤若冲の「玄圃瑤華」とは?デザインセンスの高さが際立つ版画作品を解説 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

この純白の動植物たちが漆黒の闇に浮かび上がるような一連の絵は石摺(いしずり)と呼ばれる版画です。拓本と同じ形式でつくられたモノトーンの版画であることから、美術史家の相見香雨(あいみこうう)氏の命名によって「拓版画(たくはんが)」とも呼ばれています。 圧倒的なデザイン力に感服 この作品で何より驚くのは…