豊臣秀頼の正妻、千姫。姫路城に住んだ女の恋と悲劇 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

世界遺産・姫路城。 白鷺城とも称される名城の西の丸に、化粧櫓と呼ばれる建物があるのをご存じだろうか。 この、小規模ながら凛々しい美しさを見せる櫓には、かつて一人の身分ある女性が住んでいた。 名は千姫。1617年に桑名から移封してきた藩主・本多忠政の嫡男・忠刻の妻だ。しかし、彼女は忠刻の妻としてのみ歴史に…