ヒロ様に人生を救われた話

春から夏へ季節が移り変わろうとしている頃、私は絶望の淵にいた。 それをヒロ様に救ってもらった。その話を聞いてほしい。 大好きな彼――スズキくん(仮名)は赤いマフラー(比喩表現)をしていた。 スズキくんは非常にシャープな外見をしていて、それはもちろんチャームポイントなのだが、場合によっては冷たい印象を与え…