ミラノ中央駅の21番線─忘れてはならない線路の背後に隠された恐ろしい歴史
1943年から1945年にかけて、ミラノ中央駅の21番線からアウシュビッツなどの強制収容所に向かう列車が発車していました。当時、郵便輸送用の貨車には、ナチス・ファシストの占領下で迫害を受けた数千人におよぶ人々が詰め込まれていました。忘れてはならない悲劇と、悲劇が起きた場所の現在についてご紹介します。