熊山遺跡 | 日本伝承大鑑

【くまやまいせき】標高508mの熊山の山頂付近にある遺跡である。その形が日本で数例しかなく、それ故に謎の遺跡として知られる。1辺11.7mの正方形の基壇の上に3層の石段が積み重ねられた形は、ある種ピラミッドを彷彿させるものであり、一時はピラミッド遺跡として喧伝されたこともある。しかし1辺5.2mの第2層の各…