鬼の釜 | 日本伝承大鑑

【おにのかま】「桃太郎」に登場する鬼のモデルとも言われる温羅が住んでいたとされる鬼ノ城へ至る道は、車1台が何とか通れるほど狭い。その一本道を登っていく途中で否が応でも目に飛び込んでくるのが、錆び付いた巨大な鍋のような鉄器である。直径が1.8m、深さが1.4mという大きさである。言い伝えによると、これは温…