Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)
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狼の口
著者:久慈光久 【評】 どんな陰謀も見逃さない悪代官ヴォルフラムが守る「狼の口」を、鎧と槍と馬蹄に蹂躙されていた山の民たちの血と涙が破砕する。その闘いの記憶は今のスイス連邦に繋がっている。 全ての屈辱も犠牲も、耐え抜く。 同朋たちの血と涙が育てた叛乱の芽が、 薄ら笑いに杭を打ち込むその日まで―――。 独特の…