佐々陽太朗の日記
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『非色』(有吉佐和子:著/河出文庫)
『非色』(有吉佐和子:著/河出文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 色に非ず―。終戦直後黒人兵と結婚し、幼い子を連れニューヨークに渡った笑子だが、待っていたのは貧民街ハアレムでの半地下生活だった。人種差別と偏見にあいながらも、「差別とは何か?」を問い続け、逞しく生き方を模索する。一九六四年、…