アングル:植田日銀の初会合に市場は反応、海外勢主導で買い戻しか

植田和男新総裁が就任して初めての日銀金融政策決定会合に対し、マーケットは株高・円安・金利低下で大きく反応した。政策の現状維持を決めただけでなく、見通しについても大幅な政策修正の可能性低下を示唆したと受け止められたためだ。早期の政策修正を予想していた海外勢を中心に買い戻す動きが強まったとみられている。