日銀、金融政策を現状維持 消費復調の兆しで景気判断据え置き

日銀は27─28日に開いた金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和政策の継続を賛成多数で決定した。「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、供給制約や夏場の消費不振で2021年度の成長率見通しを引き下げたものの、緊急事態宣言の解除で個人消費に持…