アングル:既定路線の「脱石炭火力」、温暖化対応へ さらなる切り込み必要
政府が国内外で石炭火力発電を縮小する方針を打ち出した。二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電は、世界的に縮小・廃止の方向にあり、一見、日本も歩調を合わせたかに見える。しかし、専門家からは、既定路線の範囲内で「脱石炭火力」には程遠いとの指摘が出ている。地球温暖化の防止に向け、日本のエネルギー政…