為替が経済・物価に与える影響注視、国債買入減は問題ない=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は9日の参院財政金融委員会で、米中貿易摩擦に対する懸念を背景に外国為替市場でドルに対して110円を超える円高が進んでいることに関連し、為替動向は経済・物価に影響するので注視していると語った。ただ、為替安定は財務省の所管とし、日銀が対応するものではないとの見解を示した。藤巻健史委員…