年度半期の貿易赤字、初の10兆円台 円安進行が輸入物価押し上げ

財務省が20日発表した貿易収支速報によると、2022年4―9月の累積赤字額は11兆0075億円となり、年度半期ベースで過去最大だった。これまでの最大赤字幅は13年度下半期の8兆7601億円で、赤字額が10兆円台に乗せた先例はない。急ピッチな円安が輸入物価を押し上げ、巨額赤字を抱える構図が鮮明となった…