8月実質賃金-1.4%、8カ月連続減 特別給与がマイナスに=毎勤統計

厚生労働省が8日に公表した8月の毎月勤労統計(速報)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年比1.4%減だった。8カ月連続で減少し、マイナス幅は7月の同0.2%減から拡大した。物価の伸びがやや落ち着く一方、夏のボーナスに当たる特別給与が前年からマイナスに転じて名目賃金が鈍化した。