5月実質賃金1.4%減、春闘で所定内31年ぶり伸びも物価高が相殺=毎月勤労統計

厚生労働省が8日に公表した5月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比1.4%減少した。前年比マイナスは26カ月連続。春闘を受けて所定内給与は31年ぶりの高い伸びを示したが、物価の上昇に相殺され、実質賃金の減少幅は4月の1.2%からやや拡大した。