実質賃金は徐々にプラスへ、エネルギーや為替は注視=日銀企画局長

日銀の正木一博企画局長は27日、参院・決算委員会で、実質賃金の先行きについて、春季労使交渉(春闘)での高い賃上げ率を反映して名目賃金が伸び率を高める一方、既往の輸入物価上昇を起点とした価格転嫁の影響は落ち着いていくとし、実質賃金の前年比は徐々にプラスに転化していくと述べた。ただ、今後のエネルギー価…