OPECプラス減産計画、短期すぎる可能性 原油価格下落

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が合意した来年第1・四半期の日量約220万バレル減産は、期間が十分ではない可能性があると、アナリストやトレーダーらはみている。減産実施を前に、原油の現物価格と先物価格が下落し供給過剰の兆しが強まっていることが背景。