仏総選挙、極右失速に欧州安堵 宙づり議会で前途多難

フランス国民議会(下院)総選挙は、第一回投票で快進撃したマリーヌ・ルペン氏の極右政党「国民連合(RN)」が7日の決選投票ではまさかの失速。欧州で右派伸長のうねりを懸念していた国からは安堵(あんど)の声が聞かれた。ただ大統領と政府与党の政党が異なる「コアビタシオン」となり、フランス政局は新たな不安定…