どうせ死んでしまうし親になりたくないし反出生主義者になろうぜ

僕の小学校時代、卒業式でのことである。僕たち卒業生は順番にセリフを唱えるのであるが、その中で僕たちは高らかに「輝かしい未来へ、希望をもって羽ばたく」と宣言したことをよく覚えている。 それから20年が経ち、僕はうだつの上がらないサラリーマンとして働いている。輝かしい未来も希望もなかったことはとっくにわか…