必要なのは規範か、それとも目の前の事案の解決か。

10月29日の臨時株主総会からはや1か月以上が経過した。僅差で可決されたはずだった経営統合に向けた会社提案(株式交換)は、11月22日の神戸地裁の仮差し止め仮処分決定で一転。 異議申し立ても退けられ、会社側が絶体絶命の状況となったところで、12月7日、大阪高裁が保全抗告で再度判断をひっくり返す。当然ながらこの間…