「軍記物語講座」によせて(7) 堀川貴司「和漢混淆文をどう見るか」 | 花鳥社
軍記物語研究にまつわる文章の連載、第7回は、慶應義塾大学斯道文庫教授の堀川貴司氏です。最近の国語学の研究動向から、和漢混淆文の生成モデルを見直します。その生成過程では「和と漢」のみならず、「雅と俗」の混淆も同時に起こっているのでは──新たな視点によって研究対象とする資料の広がりと可能性が示されます。和…