アイヌ文化の胎動をさぐる地|特集|北海道マガジン「カイ」

北海道では人とモノの太古のルートとして、石狩低地帯の水系を使った日本海と太平洋を結ぶ勇払越えが知られている。しかし近年、その勇払に接しながら内陸北東へ向かう厚真からの道も注目を集めている。本州と北海道を結び、環オホーツクへと延びる北方史のラインを意識してみたい。