縄文時代の植物大型化のメカニズム解明
全国の遺跡公園における3年間の栽培実験の結果,養分や光などの環境条件によりツルマメとヤブツルアズキの種子サイズが有意に大きくなることを明らかにした。これを,縄文時代の遺跡から出土するダイズ属とアズキ亜属種子のサイズと比較した結果、縄文時代中期後半の土器の圧痕資料で野生種の最大サイズを上回る例があり…