芸術教育による感性に働きかけるESDの構築~代替案の思考能力の育成~

本研究では、感性が概念的な認識の手前で、その多様なあり方を想像できるという認知科学、美学の基本的な理解を前提とし、音楽や美術の活動を通して、対象へのオルタナティブな視点を持つことが育まれ、それが日常の思考様式から離れることを可能にし、自分自身で対象に意味を付与し、主体的な行動を選択することへと至る…