久遠まこと・玉井次郎『ソープランドでボーイをしていました』1

タイトルと表紙から想像されるものとはまったく違った。 株のビギナーズラックで正規の職をやめ、やがて大損して食い詰めて、大震災で首がまわらなくなり、妻子を養うために、ひとり異郷の地でソープランドの住み込みのボーイとなった、50のおっさんの過酷なプロレタリア文学である。*1 いや、本当に労働のつらさを、原…