『南Q太傑作短編集 ぼくの友だち』

ぼく自身はこれまで外国で生活してみたいと思ったことはない。なんとなく「逃げ出す」みたいな、今の人生に負けたみたいな、そんなイメージがあったからであるが、どう考えても偏見である。そもそもつれあいは外国で暮らしていたが、何かから逃避するために外国に行ったわけではななく、明らかにキャリアを積むために行っ…