『住友を破壊した男 伊庭貞剛伝』江上剛(PHP研究所)

日本三大財閥(三菱、三井、住友)の一つ、住友の中興の祖である伊庭貞剛(いばていごう)の生涯を描いています。幕末から明治維新にかけて、貞剛は国のために働こうとしましたが、戦場に出る機会に恵まれず、明治政府の下で司法の道に進みます。その後、叔父の住友の初代総理事広瀬宰平に誘われ住友に入所することになり…