第二の人生、気ままに生きる
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『月を売った男 』ロバート・A・ハインライン(グーテンベルク21)
ハインラインの初期の傑作選と呼べる本。5篇の短編が載っていますが、表題作「月を売った男」は、中編小説といえるほどの長さがありました。アポロ計画もなかった時代ですが、人類が近い将来、月に行くとしたらという設定で、考えうる限りの知恵を絞って書かれていました。月の土地は、新大陸発見並みの富を生み出すだろ…