松山剛 『僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語』 (電撃文庫)

僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語 (電撃文庫)作者:松山 剛KADOKAWAAmazon 「――単純に、悪い王様で、あったなら」それはとても、哀しげな声で、「いっそ、どんなに良かったであろう」このときの彼女の顔は、ああ、なんて言ったらいいだろう――ひどく苦しそうで、切なそうで、そう、なんだか、叶わぬ初恋に…