【300字小説】黄金色の風景の中で【番外編】

『 黄金色の風景の中で 』初めて訪れた町で、僕は道に迷っていた。来た道を戻ることもできず闇雲に歩き続け、いつしか川沿いの砂利道で、ふと我に返り立ち止まった。夕日を反射して黄金色に輝く川面に、僕は暫く目を奪われていた。人の気配を感じ、砂利道に視線を戻した。緑色の野球帽を被った少年が、僕を見つめて立って…