幸田文著「濃紺」を読む

幸田文の本は「おとうと」をこの前読んだばかり。「濃紺」は講談社文庫の『台所のおと』に収録。短編は全部で10個あったが、むずかしいものが多かった。ひとつだけ紹介。 「濃紺」 あらすじ きよが息子の家に行く。そこでは、孫たちが喧嘩し始めた。というのも、下駄屋の名前を何と呼ぼうか、言い争っていたのだ。ふとそれ…