仮面ライダー響鬼 最終回・総括 〜後半評 路線変更後の所感

いわゆる“平成ライダー”第6弾として様々な工夫が凝らされた『仮面ライダー響鬼〈ヒビキ〉』[05](以下『響鬼』)であるが、終了から1年近く経った現在もなお、余り芳〈かんば〉しい評価を耳にしない。 それは後半の路線変更に因(よ)るところが大きいだろう。確かに本作での試みは、十分成功したとは言い切れない。フ…