授業時数を大幅に増やしているのは学校自身、だから減らせと中教審の特別部会は言う。冗談じゃない。標準授業時数というもの自体がまやかしなのだ。授業内容は最初から収まるはずがない。それを承知でさらに余計な学習を増やしてきた政府は、余計なものを残すためにより本質的で重要なものを減らそうとしている。

(写真:フォトAC) 記事 標準授業時数上回る編成「見直すべきだ」 中教審特別部会 (202.07.24 教育新聞) www.kyobun.co.jp 教員の働き方改革や処遇改善を集中的に審議している中教審の「質の高い教師の確保」特別部会は7月24日、第2回会合を開き、文科省が作成した「直ちに取り組むべき施策」の論点案について集中的に…