平岡公彦のボードレール翻訳ノート
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ボードレール『悪の華』韻文訳の試み5――韻文訳「照応(1861年版)」
照応(1861年版) シャルル・ボードレール/平岡公彦訳 自然とは一つの神殿。そこに生きる柱たちは、 時折、混迷した言葉を芽生えさせた。 そこを訪ねる人間は、親しげな視線で見守る、 象徴たちの森林のなかを通り抜ける。 遠くから響いて混ざりあう長き木霊のように、 夜のように、明かりのように広がる、 暗闇に包まれ…