『悪の華』の謎を解く3――ハイデガーの郷愁とノヴァーリスの夜

――そりゃそうかも知れないが!……一枚のタブローの詩とは、見る者によって作られなければならないものなのだ。 ――一詩篇の哲学が読者によって作られなければならぬように、というわけだね。――その通り、まさにそうなんだ。――ボードレール「L・ド・セヌヴィル著『解放されたプロメーテウス』書評」*1 ボードレールがノヴァ…