連想読書日記
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『欲望の植物誌』、『視覚化する味覚』
マイケル・ポーラン『欲望の植物誌――人をあやつる4つの植物』(訳・西田佐知子、八坂書房)の副題が気になって読み始める。植物が「人をあやつる」ってどういうことだろう?人が植物を育てているのであって、それは逆だろうという直感にひっかかる。 この本が提示するのは、植物が人間の欲望を利用することで繁殖してきた…