495日目 ふわふわのトレード・オフ

行きずりの小さなパン屋で、朝食とも昼食ともつかぬ腹ごしらえを調達するのが日課になっている。いつもならピロシキや惣菜もの、あるいは甘いものを交えたりして、2~3個選んで買っていくところだ。 ところが今日、私は小さなジャムパンを1つだけ買って店を出た。師走の中頃、こんな快晴の日はひときわ寒く、白い息を吐…