2020年「座れば牡丹」に想うこと

「立てば芍薬(しゃくやく) 座れば牡丹(ぼたん) 歩く姿は百合(ゆり)の花」 この時期になると、八重桜の美しさについつい心奪われ、忘れがちなのがボタンの花です。日本人は桜に、中国では牡丹に想いを馳せるよう。「百花の王」と称され、唐代の詩人である王叡(おうえい)が、「牡丹妖艶亂人心 一國如狂不惜金 (牡丹妖艶にし…