「親孝行考」~体を毀損することについて

伊達政宗というのは相当な奇人であって、秀吉に疑惑を持たれた際には白の死装束に金箔を塗った磔柱(十字架)を背負った姿で出頭したとか、健康にいいからといって冬は炬燵の一方を必ず開けさせたとかいった面白い逸話をたくさんもっています。料理に長け、能や和歌にも造詣が深かったようです。朝鮮出兵の際は家臣の鎧兜…