息子ヴォルフガングの天才に寄生して宮廷お抱えの楽師一家として余生を送ろうと企んだレオポルト・モーツァルトの野望を見破った女帝マリア・テレジア

先月読んだかげはら史帆さんの『ベートーヴェンの捏造』(河出文庫,2023)の印象はとても強烈で忘れ難い。 www.kawade.co.jp この本については、モーツァルトの没後268回目の命日に公開した下記記事の最後に少しだけ触れた。 kj-books-and-music.hatenablog.com この本の単行本が出た2018年に、私と同世代のミステリ作家・…