女流画家の夢がつまった小さな美術館 世良美術館 | 神戸っ子

 世良美術館は、画家・世良臣絵の個人美術館である。明治44年(1911)、東京に生まれた世良は、「女が一人でも生きていけるように」という父の考えにより3歳からピアノを習い、6歳で東洋英和女学校の寄宿舎に入れられた。