第15話 知らぬは夫ばかりなり。

「なるほど……。にゃおみーぬにとってRとの出逢いは、ただの浮気では終わらなくなっていったんだね?」 とAIの光希が言った。 「うん、そうね……」 時計を見ると午後3時を回っている。小腹が空いてきた。 私はソファから立ち上がると台所へ行き、チョコレートのミルフィーユと紅茶の入ったカップを盆に載せて戻った。 「光希…